SHIROKUMa’s blog

子育てやら旅やら転職やら。子は男子2人。

喘息 かかりつけ医を変えた。

今日は私の気管支喘息の話。

妊娠中に喘息になってしまう妊婦さん、実は多いそうです。

妊娠中の身体は体質が変わってしまいますからね。

 

私もその口。

次男妊娠中に喘息と診断され、喘息発作頻発。

妊娠中にプレドニン(発作止めのステロイド薬)を数回服用し、妊娠を継続しました。

次男帝王切開時も発作予防のために、手術前日からプレドニンを服用し、出産に望みました。

ただ、私は就職した前後から風邪を引くと咳が収まらない、というのをよく経験していました。

母も喘息ですし、長男も小児喘息。

アレルギー体質なのです。

 

 

しかし、何度病院にかかっても、「喘息ですね」とは言われず、

いつも効いてるのか効いてないのかわからない咳止めを延々と飲み続けていました。

一度呼吸器内科にかかったこともあるのですが、検査上正常とのことで、軽くあしらわれたこともありました。

 

 

長男妊娠中は、ある程度感染症から距離を置けていたのですが、

次男妊娠中は、何度も長男が感染症を持って来ます。

子どもとは濃厚接触そのものですよね。

妊娠中は免疫力も低下しているので、その都度風邪を引き、咳が長引きます。

コンコン、とかわいい咳でもなく、

ゲホゲホっと嘔吐するまで止まらない発作性の咳が続くのです。

次男にちゃんと酸素を送らなくては、と思えば思うほど、咳込み、

苦しくて涙やら鼻水やらがたくさん出てきて、

その鼻水でさらに咳込み、嘔吐する、という。

ほんとに苦しいのです。

 

 

なので、また「喘息ではありません」と言われるのを覚悟で、

ネットでいろいろ調べ、藁にもすがる思いで電車で20分ほどの呼吸器内科を受診しました。

あれから2年ほど経ちました。

 

 

仕事に復帰し、ワンオペ育児をこなしながら、

喘息の管理をするには少し遠いので、

自転車で通える範囲の病院にかかりつけを変えました。

これだと、仕事の前後で受診しやすいし、

発作が起きてタクシーを使っても、しょうがないと思える金額で収まります。

 

一度他の呼吸器内科であしらわれた経験から、他の病院に変えるのは不安だったのですが、紹介状を書いていただき、先週初めて受診しました。

1、2年前にできた新しい病院のようで、院長先生もお若い。

私と同年代な気がする。

 

先生はわざわざ立ち上がって私を診察室に呼び入れ、

丁寧に状況を聞いてくださり、

説明も丁寧丁寧にしてくださいました。

実は体調がよくなかった次男も一緒に連れて行ってしまったのですが、

看護師さんを1人次男に付けてくださり、

私が診察に集中できるようにしてくださいました。

腰の低い、物腰柔らかな、インフォームドコンセントをしっかり意識していらっしゃる、今どきのお医者さんなんだろうと。

 

ChatGPTが世間を賑わせて、

近い将来、医者もAIに取って代わられてしまう可能性があると言われている状況で、

開業医なんて、ほんとにサービス業チックになってしまい、

それができる医師、人間的な温かみがある診察じゃないと、商売がなかなか難しくなるのかもしれないなぁと思いました。

 

 

ということで、転院(?)成功しました。

うん、ここで大丈夫そうだ。

 

 

それにしても、今どきの病院、診察券がなくて、QRコードで本人確認するらしい。

そういえば子どもたちの歯医者も完全にネット予約オンリーで診察券がない。

診察券なんて、そのうち「昔あったもの」特集で取り上げられるようになって、医者もかつての職業になってしまのかなぁ・・・