長男によかった!絵本で簡単時計の読み方学習
長男は5歳。この春年長クラスに進級しました。
時計の読み方を覚えたのはおよそ1年前。4歳、年中の春。
元々、活動をシフトすることが苦手で、
特に、遊びからお風呂、ごはん、歯磨きなどの、
自分のやりたいことから身の回りのことを行うように促すのが難しく、
毎回「やだーーーー」となっていました。
かと思えば、お風呂に入ったら上がるのが嫌とか。
活動を終わりにして新しいことに気持ちを向けることが苦手なのです。
なので、2歳で数字は読めていたので、
「長い針が4になったらおしまい」など時間で見通しを伝えながら、
活動の切り替えをしやすいようにサポートしていました。
まぁ、だからといってすんなりはいかないのですが、突然「おわり」と言われるよりかは抵抗感は少ないかなと。
本人も少しずつ時計を見たり、時間を気にしながら遊んだり生活するようになっていました。
それが徐々に定着していたのですが、
本来の時計の読み方はどうしたら教えられるかな・・・?とも思うようになっていました。
一応、「20分、4になったらおしまいね。」と対で伝えてはいましたが、イマイチ入らずで。
そんな年中の春、年に数回保育園経由で福音館書店の絵本カタログの中に、
『とけいのほん』2冊セット、が掲載されていました。
対象年齢は3歳から。
そうか・・・3歳だともう時計読み始めるのか。
確かに、保育園の同じクラスの子で、時計を分単位で読んでいる子たちがいました。
頼んでみようかな。
さぁ、届いて本を読んでみると・・・・
みるみるうちに時計が分単位で読めるようになっていました!
数回最後まで読んだだけで。
どんな内容なのかと言いますと、
『とけいのほん1』では「何時」の単位の読み方を教えてくれます。
読み方の前に、とけいには1から12までの数字が並んでいること、どの位置にどの数字が来ていること、針が2つあって、長い針が一周りする間に、短い針は次の数字まで動くことなど、時計の仕組みを教えてくれます。
「何時」が読めるようになると、『とけいのほん2』に進むように言われます。
『とけいのほん2』では、それぞれの数字の間に5つのカードが並んでいることや、カードは必ず12から数え始めることなど、「分」の読み方を分解して説明してくれます。
親が説明するとおもしろくなくなったり、口説くなったり、説明が足らなかったりして、なかなかわからないで結局子どもが叱られる・・・なんてことも起こりそうですが、この本2冊で楽しくわかりやすく、何度でも教えてもらえます。
これは、いい本だったなぁ・・・と親も得をした気分になりました。
我が家の長男はこれで時計の読みはほぼ完璧になりました。
時間で見通しを伝えたり、スケジュールを伝えるのも、より伝えやすくなりました。
『とけいのほん』2冊セット、オススメです!
※お子さんによっては、時計の玩具を使いながら、長い針を動かすと短い針が動くことなど、体験しながら学んでいく派もいるかと思います。その場合は、実際に動かしながら学んでいけると早道かもしれませんね。