一汁三菜。
様々な栄養を満遍なくとれるように、昔から推奨されているのが一汁三菜。
つまり、主食+4品だ。
主食をお米で炊飯器にお任せするとすると、4品作ることになる。
我が家では、毎日の食事を用意するのは9割ほど私の役割だ。
メニューを考える時間、調理の時間、その後の調理器具の洗浄・片付け・キッチンの清掃の時間・・・料理には時間がかかる。
毎日頭を悩ませながら、時間をかけて料理していた。家族の健康のために。
それが当たり前だと思っていた。次男が生まれるまでは。
しかし、本当に時間がない。
身体もきつい。
次男が生まれてからは。
次男が生まれる前にやっていたことをそのままやるのは、実質無理だった。
そんなとき、ふと気がついた。
栄養士さんが考えてくれている保育園の給食
主食+汁物+主菜+副菜の全部で4品じゃん。
その日から、私も作る品数を1品減らしてみた。
主食+汁物+主菜+副菜にしてみた。
ただ、今まで通りでマイナス1品だと摂取できる食品数が少なくなる。
そこで、汁物はものすごく具だくさんにした。
そして、「ま(め)、ご(ま)、わ(かめ等海藻類)、や(さい)、さ(かな)、し(いたけ等のきのこ類)、い(も)」を1食の中に詰め込めるように意識した。
すべて入らなくてもOKだが、メニューを迷うときはできるだけ入るようにした。
たとえば、ほうれんそうをどうするか迷うときは、ごまを使っていないからごま和えにしよう、など。
すると、どうだろう。めちゃめちゃ楽!
調理時間を削減できるだけでなく、メニューを考える手間が激減した。
そして、家族の反応はというと、
夫:いつも食べたいおつまみ等を自分で作ったりもするので、別によい。
長男:食事をするのが元々あまり好きではないので、少ない品数の方が受け入れがよい。多いと食べるのが大変なようだ。
次男:まだ0歳代だったので関係なし。
なんだ。
自分で勝手にとらわれてただけだった。
完全に独り相撲だったなぁ。
とらわれていること、私にはたくさんありそうだ。
毎日やっていること、考えていること、相手に求めていること、自分に求めていること。
うまくいかないと感じたときは、よくよく分解してその真を考えてみる時間が必要なのときなのかもしれない。